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ハイブリッドタイプ製品の注意点

みなさんはハイブリッドタイプのライトを使ったことがありますか?

ジェントスの製品は、電源として
一次電池(使いきりの電池)のみ使える「乾電池タイプ」
二次電池(充電して繰り返し使える電池)のみ使える「充電池タイプ」
一次電池と二次電池のどちらも使える「ハイブリッドタイプ」
と3種類に分けることができます。
※電池の種類についての詳細は過去記事電池の種類についてをご覧ください。

「ハイブリッドタイプ」の製品は、使用環境に合わせて適した電池の使い分けができたり、充電池の充電が急に切れてしまっても乾電池で対応できたりと、とても便利な仕様です。

近年ジェントスでは、「ハイブリッドタイプ」の製品が徐々に増えていますが、「ハイブリッドタイプ」の製品は、一次電池と二次電池どちらも使えるという点から、注意して使用しなければならない場面もあります。

今回は、そんなハイブリッドタイプの製品を使う場合の注意ポイントを電池の種類と合わせて確認していきましょう!

購入時に付属している電池の種類を確認しましょう!

ひとくくりにハイブリットタイプの製品と言えど、製品によって購入時に付属している電池の種類が異なるということを把握しておきましょう。

例えば、ヘッドライトのHEAD WARSシリーズは、ハイブリッドタイプの製品4モデルがラインナップされていますが、そのうち
HW-X533H、HW-X634Hは専用リチウムポリマー充電池/専用リチウムイオン充電池(二次電池)が付属されており
HW-X333HD、HW-X433HDは単3形アルカリ電池(一次電池)が付属されています。

そのため、HW-X533H、HW-X634Hで一次電池を使いたい場合は、市販の単3形アルカリ電池をご購入いただく必要があり、HW-X333HD、HW-X433HDで二次電池を使いたい場合は、別売りの専用リチウムポリマー充電池/専用リチウムイオン充電池をご購入いただくが必要があります。

充電時、電池ボックスに入っている電池の種類を確認しましょう!

ハイブリッドタイプの製品を充電する際によく起きるトラブルが、電池の入れ間違いです。
バッテリーボックスの中に専用充電池(二次電池)ではなく、一次電池が入っていた場合、電池の充電はできません。

例えば、ヘッドライトHW-X333HDであれば、バッテリーボックスに付属の単3形アルカリ乾電池(一次電池)を入れた状態で充電したとしても、チャージングインジケーターはエラー表示になってしまいますし、もちろん乾電池なので充電もできません。

バッテリーボックスに一次電池を入れた状態で充電をすることは、製品の故障につながり、大変危険です。
充電をする際は、バッテリーボックス内に一次電池と二次電池どちらの電池が入っているかを事前にしっかり確認しましょう!

ニッケル水素電池を充電する場合は専用の充電器を使いましょう!

ハイブリッドタイプの製品の中にはニッケル水素電池(エネループまたはエボルタ)が使えるモデルもあります。

ニッケル水素電池は二次電池の一種ですが、充電する場合は必ず専用の充電器を使いましょう。
ハイブリッドタイプ製品のバッテリーボックスにニッケル水素電池を入れて充電したとしても、ニッケル水素電池自体の充電はできません。

まとめ

意外と勘違いしがちなハイブリッドタイプ製品と電池の関係性について、分かりましたでしょうか?!

基本的な内容ですが、下記をしっかり覚えておいてくださいね。
・乾電池は充電できない
・充電する前にバッテリーボックスに入っている電池の種類を確認する
・ニッケル水素電池は専用の充電器を使って充電する

ハイブリッドタイプ製品の特性をしっかりと理解し、快適に使いこなす、
ハイブリッドマスターを目指しましょう!



過去のブログ記事はこちらから
第25回2021.10.25 「紫外線(UV)ライトで光るもの」
第24回2021.9.24 「乾電池の液漏れとは」
第23回2021.8.25 「充電池の劣化について」
第22回2021.7.25 「光とは」
第21回2021.6.25 「防水性能のIPX7とIPX8の違いについて」
第20回2021.5.25 「COB LEDについて」
第19回2021.4.25 「ライトの保管場所について」
第18回2021.3.25 「釣りにおすすめなライト特集」
第17回2021.2.25 「耐水性能・防水性能について」
第16回2021.1.26 「センサー搭載ライトについて」