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デスクライトの種類

みなさんはデスクライトをお使いでしょうか?
夜間の勉強や日中のデスクワークの際、十分な明るさを確保するためにデスクライトの使用をジェントスではお勧めしています。
今回はライトの種類について最後の「デスクライトの種類」についてです。

デスクライトを使用した方が良い理由

一般に勉強や作業時の作業面(机の上の書類やパソコンのキーボード)に必要な明るさは300~1000ルクスと言われています。一方、勉強や読書、作業などを行う室内の明るさは500~750ルクスが推奨されています。
そのくらいの明るさなら室内の照明で十分なのではと思われたかもしれません。
しかし、室内全体の照明だけだと机上に自分の体で影を作り、机上と室内の明るさに差が出来てしまいます。明るさのバランスが悪い場合、長時間作業を行った際に眼の疲れの原因となることもあります。逆に室内が暗く机上だけ明るい場合も同様です。他にも、作業スペースやキーボード、勉強する教科書の上など机上の明るさをできるだけ均一にすることが、眼の疲れを緩和するためにも必要です。
勉強やお仕事、作業の際は是非、眼の疲れを緩和するためにデスクライトを使ってみましょう。

JIS A形とJIS AA形とは

パッケージや商品ページ等にJIS A形やAA形、一般形と書かれたデスクライトがあります。これは、JIS(日本工業規格)に沿ってデスクライトの構造等を試験し、明るさによって分類したものです。
明るさは下図のように光源直下から半径30cm、50cmの円周上、前方120°のオレンジの範囲について照度(ルクス)の測定を行います。

図1. JIS規格による明るさ測定範囲

測定値により、下表のように分類されます。

表1. 照度による分類

A形は比較的短時間での読書や作業時、AA形はA形より明るいので比較的長時間の小さい文字を見る読書や勉強、細かい作業を行う場合に適しています。一般形については明るさの規定がないため、短時間の読書やベッドサイドに置くライトとしてピンポイントに明かりが欲しい時に使うことができ、室内が十分明るい場合は影になりやすい場所を照らすために使うこともできます。明るさも様々ありますので、ご購入前に確認することをお勧めします。

製品ページ:
A形:DK-R102WH, DK-R102BK, DK-S81CWH
AA形:DK-R170WH, DK-S90CWH, DK-S90CBK, DK-S83CWH
一般形:DK-R155WH, DK-R155BK, DK-R169WH, DK-R169BK, DK-R156WH, DK-R156BK, CP-R168WH, CP-R168BK


デスクライトの種類

先ほどご紹介したJIS規格のA形、AA形、一般形で分けても良いのですが、机にどう設置できるかが重要となってくるのではないかと考え、今回は設置の方法で置き型と取り付け型の2種類に分けました。

①置き型(スタンドタイプ)

図2. 置き型デスクライト

ジェントスで多いのはこちらの置き型タイプで、大型から小型の製品までそろっています。
どちらも机上でスタンドを置く分のスペースが必要となりますが、好きな場所におけるという利点があります。
小型タイプのものは軽量なので、家の中で持ち運んで使用が出来、ちょっとした読書や書類の記入など日常使いに適しています。
大型タイプのものは、置いたら動かさず机の上を広範囲に照らすタイプのものです。パソコン仕事や勉強など長時間作業に向いています。

製品ページ:
小型タイプ:DK-R102WH, DK-R102BK, DK-R155WH, DK-R155BK, DK-R169WH, DK-R169BK, DK-R156WH, DK-R156BK
大型タイプ:DK-R170WH, DK-S83CWH, DK-S81CWH


②取り付け型(クランプ・クリップタイプ)

図3. 取り付け型デスクライト

ジェントスの取り付け型デスクライトにはクリップタイプとクランプタイプの2タイプがあります。
取り付け型は机やパーティションなど取り付ける場所と電源があればどこでも使えるので、置き型に比べ省スペースなデスクライトです。
ジェントスのクリップタイプは1モデル2色展開でCP-R168WHCP-R168BKがあります。クリップなので挟むだけで取り付けできるため、簡単に取り外しや移動が出来ます。十分明るい室内での使用やベッドサイドの明かりとして活躍します。
クランプタイプは1モデル2色展開でDK-S90CWHDK-S90CBKがあります。こちらは大型なのでクランプでしっかり固定する作りになっています。長時間の仕事や勉強に適しています。
どちらの製品も固定する場所に関しては厚みと十分な強度があることを確認してから使用する必要がありますので、ご留意ください。

製品ページ:
クリップタイプ:CP-R168WH, CP-R168BK
クランプタイプ:DK-S90CWH, DK-S90CBK


今回は取り付け方で分けてご紹介しましたが、高演色LEDを使用しているかどうかもデスクライトを選ぶポイントの1つとして挙げられます。他にも、前方方向に光を照射できる斜め照射レンズを搭載したデスクライトも手元に影が出来づらくオススメです。長時間作業する際は眼が疲れやすくなるので、デスクライトを選ぶ際に今ご紹介した点も考えてみてください。

製品ページ:
高演色LED使用デスクライト:「眼のことを考えたデスクライト」シリーズ(LumillionシリーズDK-R170WH
斜め照射デスクライト:DK-R102WH, DK-R102BK


ご紹介したデスクライトの他に、植物の育成や観賞を目的とした植物育生ライトIK-S72GWHがあります。
デスクライトは室内での植物鑑賞にも最適ですよ。

置き場所や使用シーンに合わせたデスクライトを選んでください!

過去のブログ記事はこちらから
第9回2020.06.25 「演色性とは」
第8回2020.05.22 「ランタンの種類」
第7回2020.04.24 「レンズとリフレクターについて」
第6回2020.03.25 「ワークライトの種類」
第5回2020.02.28 「明るさについて」
第4回2020.01.24 「ヘッドライトの種類」
第3回2019.12.25 「ANSI FL1 Standardとは」
第2回2019.11.25 「フラッシュライトの種類」
第1回2019.10.25 「LEDの特長と種類」